動かさないと固まる?!?

皆さんこんにちは!脳梗塞リハビリステーション山口センター長の三浦です。


コロナがまた私たちの身近に迫ってきましたね。((+_+))

今週23日からの連休にて全国で感染が拡大しないことを祈っています。

私たち家族も朝晩の検温、手洗い、うがい、マスク着用が習慣化してきました(^^)/今できる最善の努力をしながら楽しんで生活していきたいです。

皆さんは「体を動かさないと関節が固くなってしまいますよ」と言われたことはありませんか? 実際に体を動かさないと関節は固くなってしまいます。今回はどのような原因で起こってしまうのか?起こさないためにはどうすればよいのか?をお話させていただきます。

関節の動きの制限(関節可動域制限)は皮膚や筋肉・靭帯・関節包などといった関節周囲軟部組織にその原因がある場合と、関節軟骨や骨といった関節構成体そのものに原因がある場合があます。その他としては関節内遊離体(骨折時の骨片の一部や損傷半月板・その他の異物など)や骨折・脱臼に伴う骨の偏位などが原因となる場合があります。

その中でリハビリの対象となることが多いのが関節周囲軟部組織に原因がある場合で、一般にこのように関節の動きに制限のある状態を「拘縮」と呼びます。関節が固くなっている部分の筋肉を触診すると「硬く、伸びない」「冷たい」と感じられることがあると思います。これは筋肉の長さが短くなってしまっていること(短縮)と伸張性の低下が起こっているため循環が悪くなっている状態です。筋の短縮は1週間という短い期間の不動(体を動かさない状態)で発生するとされています。普通に生活をしていればある程度は体を動かしていますので大きな拘縮が起こるようなことはありませんが、入院で活動が制限されたり、脳梗塞などで動かしたくても動かせない状態に陥ってしまったり、麻痺がなくても動いている以上には動かなくなってしまいます。つまり、普段あまり体を動かしていなかったり、悪い姿勢が続いたりしているとそのまま筋肉などが固くなり、関節の拘縮を起こしてしまうのです。 また、あまり動いていない筋肉には古いゴムのような伸張性の低下が起こります。筋肉が固くなるだけではなく、無理に伸ばしてしまうと筋肉が切れてしまう可能性も十分にあります。

 これらを予防するためにはストレッチや体操が効果的です。ストレッチは立っても横になっても行えますし、ゆっくり行えば痛みが出ることも少ないので安全に行えるのではないかと思います。ラジオ体操やテレビ体操を行うのも良いでしょう。姿勢を注意することも拘縮の予防となります。

では、ここからは運動をする場合の注意事項をお話させていただきます。 ①普段運動をする習慣がない方は軽い運動から始めましょう 急に強い負荷を加えると筋肉などを痛めてしまう場合があります。痛みを感じない範囲で行いましょう。お父さんお母さんは運動会などで張り切りすぎると、肉離れや転倒など起こしてしまうので、十分に柔軟体操をしてお子様にアピールしましょう(^◇^)

 痛みがある場合は体が守ろうとして力が入ってしまうため、拘縮を強めてしまうことがあるので痛くない範囲で呼吸を止めずに行いましょう。 ②体を大きく動かしましょう せっかく運動をしても普段と変わりないような小さな動きではあまり効果が期待できません。全身を使い、体を大きく動かしましょう。

日ごろ使ってない筋肉を使ってあげて下さい。 ③ゆっくりとした運動を心がけましょう 特にストレッチなど筋肉を伸ばすことを目的とした運動の目安は1つの運動を20秒以上行いゆっくりと運動を行いましょう。

④麻痺がある方は、麻痺のある指や手を撫でてあげたり、痛みの出ない範囲で動かしていきましょう。

 今回は関節軟部組織に原因がある方の場合を中心にお話させていただきましたが、その他が原因の方もいらっしゃいます。 肩の関節が固くて腕が挙がらない!膝が伸びない!姿勢が悪くなった!など気になる症状のある方はお気軽に梗塞リハビリステーション山口や周辺のかかりつけ病院のリハビリスタッフまでご相談されるといいですよ。

                             それではまた(^_-)-☆


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