怪我をしたときの応急処置 ”RICE処置”


皆様、明けましておめでとうございます(^◇^)本年もよろしくお願い致します!!

脳梗塞リハビリステーション山口センター長の三浦です。

良い年越しはできましたでしょうか?私は正月間に、飲んで食べてしっかり充電できました(´∀`*)ウフフ

しかし、寒さが日増しに強くなり、自宅で炬燵に入り一杯飲んで引きこもりたいと思うのに(/o\)

休日は子供のサッカー観戦などで外出する機会が多く、防寒着の良いのを買おうか迷っている今日この頃です(笑)

子どもに限らず大人もサッカーや野球などスポーツにて、必ず避けて通れないのが怪我です!!!

今回は、怪我をしたときに応急処置として”RICE処置” をお話ししていこうと思います。

RICE処置(ライス処置)とは、スポーツをはじめとする日常生活での様々な怪我や痛みを軽減・治癒させるための、大切な治療の一環です。 人間の体は、常に危険と隣り合わせです。

例えば風邪や内臓の病気、事故、数々のストレス…。 数え上げたらキリがないほど、私達の周りの環境は危険がいっぱいです。 そんな中無事でいられるのは、体の防衛機能と自己治癒力のお陰と言っていいでしょう。

しかし全て自然回復を待つだけで、いい結果が得られるとは限りません。 時には回復が困難で、体が悲鳴を上げることもあるのです。 そこで、そうならない為にも自らが体をサポートする方法を身に付けなければなりません。

特にケガや急激な痛みの場合(内臓からくるような痛みは除きます)の多くは炎症を起こしていますが、これはある程度コントロールすることができます。

炎症は体にとって大切な回復の過程ですが、あまり酷く、長く続くことは望ましくありません。 そこで行うべき処置こそ、このRICE処置なのです。

『RICE』とは、それぞれ行うべき4つ処置の頭文字をつなげた言葉です。

この4つを理解することで、急なケガに有効な対処をすることができますから、是非覚えてください。

1. Rest「安静」

まずは安静にすることが大切です。 一体どんなケガなのか、あるいはどんな疾患なのか、その場で判断することは危険です。

骨折しているのか、脱臼しているのか、その他の組織が悪くなったのか・・・わからない状況で動くことは、そのケガや疾患を悪化させたり治癒を遅らせたりする原因になります。

ぎっくり腰やケガをしたのかさえわからない関節の痛みにも、患部を安静に保つことが望ましいです。

2. Icing「アイシング(冷却)」

患部を冷やすことです。

ケガや急に痛に痛みが出てきた疾患に対しては、冷やすことが有効な場合が多くあります。 明らかなケガでは冷やすことが非常に重要で、そのケガを悪化させないためにも必ず冷やして下さい。

冷却スプレーではあまり効果がないことが多いですので、氷水が良いでしょう。 保冷剤等は冷えすぎて凍傷を起こす危険性がありますから、それしかない場合を除いては使用を控えてください。

氷のうがあればベストですが、無ければビニール袋の中に氷と水を入れたもので代用します。 水を加えることで低温になりすぎないようにし、凍傷の危険性を低くした状態で冷却します。 この際に、露出した患部に直接当ててください。

冷却時間は、部位や年齢・かかっている疾患によって変わりますが、おおよそ10~20分程度が目安です。 冷却し過ぎると凍傷を起こす危険性が増しますし、周辺部位にダメージを残しかねないので目安を必ず守ってください。

腫れや痛みが強い場合は、一時間程度の間を空けて再度アイシングをしてください。 最低でもケガをした後、3日間はアイシングを続けましょう。

また、入浴や飲酒は患部の温度を上げて悪化させる恐れがありますので、控えてください。

3. Compression「圧迫」

患部を軽く圧迫・固定することです。 この処置を行うことで、腫れや痛みの増大を防ぐことができます。

スポーツ現場では、先述した安静と冷却を同時に行うために、氷のうを患部につけた状態で弾性包帯(伸び縮みする厚手の包帯)で圧迫・固定します。

もし氷のうがない場合でも弾性包帯さえあれば、これにより安静を保ち、腫れや痛みが広がることを予防することができます。

4. Elevation「挙上(きょじょう)」

患部を持ち上げることです。 これにより出血や腫れを抑え、重傷化を防ぎます。 自力で持ち上げることが困難な場合、患部の下にクッション等を敷いて持ち上げます。 少なくとも、心臓より高い位置に持ち上げて保持しなければなりません。

そのため足のケガ等の場合は、横になって足先を持ち上げるのが望ましいでしょう。

以上の4つを行うことがRICE処置です。

これらは、今後の円滑な治療とその効果を最大限に引き出すための、重要な処置です。 慣れれば簡単に行えますし、ケガだけでなく激しいスポーツに伴う慢性的な痛みやその他の急な疾患にも有効です。

ただし、この処置は後に医師の診断を受けることを前提として書きました。

処置をしたからと言って、その後に放置しないようにしてください。

また、中には急な痛みであってもこれらが無効な場合もありますし、逆効果なこともあります。

RICE処置をしている間に症状がよりひどくなるなどの異常を感じたら、即座に中止し、医師の診断を受けてください。

最後にもう一点。 これは私だけでなく、他の治療者も提唱していることがありますが、『RICE』だけではなく『RICES』とする場合があります。

これは先述のRICE処置に加え、『S』すなわち『Support(支持)』を行うことです。 具体的には、テーピングやサポーターを利用して痛みや悪化を防ぎ、治癒を促進させることです。 いくらRICE処置が良いとは言え、四六時中アイシングしたり圧迫したりするのは困難なことです。 そんなとき、テーピングやサポーターを使うことで、一定の効果を期待することができます。 また、ケガを未然に防ぐことにもつながります。

私は、この『Support』も重要視し、積極的なテーピング治療を行っています。 不運にももし、ケガをされた場合は是非一度、テーピング治療の効果を体験してください。

                            それではまた(^_-)-☆



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