• miura561

理学療法士の歴史

みなさんこんにちは、脳梗塞リハビリステーション山口センター長の三浦です。

今回も、脳リハ山口のマスコットキャラクター的存在の(笑)迫さんがPTの歴史は?と聞いてくるので簡単に説明できればと思います。

日本における理学療法士の歴史は1965年に「理学療法士及び作業療法士法」が制定されたところから始まり、1966年第1回国家試験合格者から有資格者として、先達がスタートした道が続く中で、最近では毎年1万人近くの新人理学療法士が誕生しています。理学療法士の業務は様々な分野に拡大してきました。

理学療法士の定義とは!

皆さんは理学療法士と聞いてどんなイメージがあるでしょうか? リハビリテーションに関わる仕事という大まかな部分はわかる方もいるかも知れませんが、一般に詳しく説明できる方は少ないかと思います。なぜなら、理学療法士という職種は医療・福祉・介護といった業界の中でもまだ認知が進んでいるとは言い難く、「運動を指導する人」といった名称が一般感覚かもしれません。高齢の方々には「マッサージの先生」と言われたりもします。

理学療法士はphysical therapist(フィジカルセラピスト)とも呼ばれています。看護師がNsと呼ばれるように、理学療法士はPTと略されることが多いです。作業療法士とともに誕生した国家資格であり、名称独占であるため免許を持った人でなければ名乗ることはできません。

法律の条文では理学療法を「身体に障害のある者に対して、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操やその他の運動を行わせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう」と定義されています。

理学療法士の仕事内容は?

理学療法士の仕事内容を説明する前に、まずは、そもそも理学療法がどういう治療方法なのかについて説明していきます。 理学療法とは病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、日常生活を行う上で基本となる動作(寝返りや起き上がりなどの起居動作、立ち上がりや歩行など)の回復や悪化予防を目的に、運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて行われる治療法のことです。

簡単に言ってしまえば動作の専門家であり、各個人の身体機能や痛みの評価・分析をした上で、基本動作能力の改善、運動療法により正しい動きの学習と指導、痛みや麻痺の回復に対する物理療法、自立した日常生活を支援するリハビリテーションの専門職種ということになります。関わる疾患としては例えば、 ・中枢神経疾患 ・整形外科疾患(運動器の障害) ・呼吸器疾患 ・心疾患 ・内科的疾患、筋力低下 などです。なお、理学療法は医療行為に位置付けられているので、医師の指示の下に行われるのが前提となっています。

基本的な動作の指導を行う機会が多いため、体格が良い男性患者に対して介助する場合などは治療者側にも体力が必要になります。スポーツをやっていると筋肉や関節などへの興味も湧きやすいことも相まって、学生時代に運動をしていた体育会系の方が理学療法士を志すケースが多いのも分かります。 また理学療法士は単独でのリハビリもありますが、総合病院、地域医療でも他の医療チームとの連携する場面も多く、重要な要素となっています。

もともと理学療法では何らかの原因で運動機能が低下した方々を主な対象としていましたが、医学の進歩や社会保障情勢の変化によりその対象は多様化しています。昨今では負傷・病気後のリハビリや障害者(児)に対する療法にとどまらず、運動機能低下が予想される高齢者への予防や生活習慣病への予防対策、スポーツ障害やパフォーマンス向上への介入、がん患者への緩和医療への関与なども理学療法士には求められています。あわせて福祉用具や住環境への助言・相談も行っています。

以上を踏まえると、理学療法士は生まれてから死ぬまでの人生すべてに関わることができ、医療・介護両面でサポートできる素晴らしい仕事であると言えます。最近では東日本大震災などの災害に際して、被災者の活動の低下による身体機能低下を予防するために現地に赴き、助言や指導を行ったことなども活動の一つとして注目されています。

理学療法士の所属先・勤務先

具体的にどのような所属先・勤務先があるのか主な例をご紹介していきます。

医療施設

・総合病院や療養型病院、診療所などの医療機関

・リハビリ専門病院

福祉施設

・介護関連施設

・身体障害者福祉施設

・児童福祉施設

その他

・保健所

・身体障害者福祉施設

・プロ・アマスポ―ツクラブなど

・自費リハビリ施設

理学療法士と聞くと、どうしても病院勤務という印象があります。実際、理学療法士の多くは病院やクリニックなどの医療機関で働いていますが、近年、病院勤務以外の職場で活躍する理学療法士も増えつつあります。 その中でも高齢化社会が進み、介護保険施行後になると通所リハビリテーションや訪問リハビリテーションといった介護分野にも活躍の場が広がっています。これからますます需要が高まる分野であることは間違いありません。 理学療法士には、幅広い勤務先がありますから、自分の希望に近い勤務先で働くことができる可能性は高いといえるでしょう。

また、その他でも紹介していますが自費のリハビリ施設!脳梗塞リハビリステーション山口は非常勤セラピストを募集しています。

                             それではまた(^_-)-☆



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