• miura561

高齢者の脱水

みなさんこんにちは、脳梗塞リハビリステーション山口センター長の三浦です。

毎年、この時期に思いますが湿度が高くジメジメして、汗が気持ち悪く感じます。仕事中にも関わらず(笑)早くお風呂やシャワーを浴びて一杯飲みたいと思う今日この頃です。それでは、汗をかいて脱水にならないように、今回は高齢者に多い脱水について話していこうと思います。

高齢者は一般的に些細な原因で脱水症に陥ることがあります。夜間トイレに行きたくないため頻尿や尿失禁、誤嚥など嚥下障害を恐れての飲水制限、もともと体内に備蓄する水分量は高齢になると減少し、喉の渇きの感覚が鈍くなっているため、脱水症の発見が遅れてしまいます。

その結果、血液が濃縮して脳梗塞や心筋梗塞、意識障害、重度になると血圧低下を引き起こしショック状態にもなります。高齢者の脱水症を見分けるポイントは、皮膚や舌の乾燥や首や腕の内側、手の甲の皮膚をつまんで跡が残るかどうかを見て下さい。また、脇の下が乾いている場合や爪を押してから色がすぐ戻らない時も乾燥しているサインです。確定診断は、電解質や血漿浸透圧、尿酸値など血液・尿検査が必要です。特に夏場は脳梗塞が多く発症します。高齢者では既に血管の動脈硬化があり、脱水症により血液がドロドロして血栓ができやすいので注意しましょう。

一般的に高齢者の1日に必要な水分摂取量は、体重1キログラムあたり約40ミリリットルといわれています。体重50キログラムの人の場合は、約2リットルです。この数値には食事の際に食べ物から摂取する水分量も含まれており、食事の際に食べ物から摂取する水分量は大体1リットルくらいなので、食事以外に約1~1.5リットルの水分を摂取するのが目安です。

高齢者本人が意識するだけでなく、周囲の人が把握しておき、必要な水分をしっかり摂取できているかチェックしてあげることが重要です。

この季節の生活指導としては、睡眠前・起床後に十分な水分を取り、日中はこまめな水分をとりましょう。部屋の湿度や温度を調整ながら炎天下の外出や運動は控えていくようにしましょう。

また、自分でのどの渇きや体の不調に気づきにくい高齢者の脱水症を防ぐには、周囲のサポートが必要不可欠です。家族や周囲の方は積極的に気遣ってあげてください。

それではまた(^_-)-☆


8回の閲覧
福岡ロゴバナーHP.jpg
脳梗塞リハビリステーション山口
​山口県周南市小松原1233-3 TEL:0120-667-783